1950-09-11 第8回国会 衆議院 建設委員会 第13号 については、県当局の研究調査にはいささか徹底を欠く点があるように見受けられますが、その概因は県下海岸延長百六十キロが、大部分は天然海岸であつて、随所に突出している砂岩たる土丹岩により、砂浜の浸蝕をまぬがれていたのでありますが、最近此の突出した砂岩の小岬はきわめて軟質なため、太平洋の激浪により年々四、五メートル浸蝕崩壊して行く実情でありまして、ために太平洋の激浪が直接砂浜に、あるいは底流れの変化等によつて安定状況 田中角榮